歯周病とは?
歯周病は読んで字のごとく、歯の周囲の病気。
歯ぐきの炎症、出血、口臭、歯のグラつきなど代表的な症状はすべて口のなかで起こります。
しかし歯周病の症状は、実は口の中だけに留まらないって知っていますか?
口は栄養をとり入れる体の入り口。その入り口に悪影響がでるとその先にある内臓にも血管を通じて歯周病菌が運ばれ、全身疾患などの深刻な影響をおよぼすことがあるのです。
もし歯周病になったら、全身に悪影響が広がる前に早めの治療をご検討ください。
歯周病の原因
プラークが付着している
歯周病の最大の原因はプラークに棲みつく細菌(歯周病菌)です。
歯周ポケットに入り込み、毒素をだすことで歯周病を引き起こし、進行させていきます。
ブラッシングするまでの時間が長い
朝食後・ランチ後・ディナー後など、食後のブラッシングを怠ってしまうと歯周病菌が繁殖し、歯周病になりやすい口内環境ができあがってしまいます。
噛み合わせ・歯並びが悪い
噛み合わせや歯並びが乱れていると、ブラッシングで汚れを落としづらくなります。
ブラッシングしてもプラークが残りやすくなり、歯周病になりやすくなります。
治療をスムーズに行うため、じっくりとカウンセリングを行います。まずはご予約ください。
当院では患者様が気になる症状を改善することを優先しています。
もし、あなたが痛い・しみるといった症状をお持ちの場合は遠慮せずすぐにお申し付けください。
まず応急処置で解消し、その後診査・診断に移ります。
応急処置後、各種検査を行って歯周病の有無などをくわしく調べます。
これにより、自覚症状のない初期の歯周病も発見できます。
【検査内容】
口腔内写真撮影やレントゲン・CT撮影などの検査
歯周ポケットの深さを計測するための検査
歯のグラつきを計測する検査
検査結果をもとにカウンセリングを行います。
検査内容をわかりやすくお伝えするとともに、患者様の治療へのご要望をくわしくおうかがいします。
検査結果のこと、治療にあたり気になることがあれば何でもお気軽におたずねください。
診断の結果、歯周病がなかった場合は、予防を行います。
歯周病にかかっている場合は検査結果をもとに症状に応じて患者様のご要望をもとに、治療を行います。
治療が終わった後も油断は禁物です。
歯周病は再発しやすいので、その後のメンテナンスが欠かせません。
ご自宅でのセルフケアと歯科医院でのプロケアを並行して、健康な口腔内環境を保ちましょう。